ウォッシュレットの現状
日本で初めてトイレにウォシュレットが設置されたのは1960年台のことです。
そこから50年が過ぎ、今ではウォシュレットの普及率は7割を超えており、ウォシュレットが付いていないトイレの方が少なくなっているほど、住まいの設備の中に浸透しています。
しかしこのウォシュレットが原因で、水漏れトラブルを起こして水道工事会社に修理を要請するケースも増えていますので、ウォシュレットの点検、掃除は日頃から行うようにしましょう。
ウォシュレットは、ノズル部分などパーツが非常に細かいので、掃除がしにくく汚れが蓄積しやすいです。便器は凹凸がないので、ブラシでこすれば簡単に汚れを落とすことができますが、ウォシュレットの場合、細かいブラシなどで掃除をするようにしましょう。
最近ではノズルの掃除をしやすいように開発されたノズル洗浄ボタンが付いているウォシュレットも増えてきています。このボタンを押すと、水を噴射せずにノズルが出てくるので、布などで汚れを綺麗に拭き取ることができ、ノズルの詰まりを解消することができるでしょう。また正しい位置にノズルをセットすることで水漏れを防ぐことができます。
冒頭でも述べましたように、日本におけるトイレのウォシュレット普及率は70%を超えると言われていますので、日本のトイレ事情において非常に重要な存在です。
ウォシュレットは家電製品であるという側面から、電気的なトラブルで水道工事会社を呼んだというケースもあります。