水道局を名乗る悪質訪問販売が急増
最近よくある水道にまつわるトラブルといえば水道局を名乗っての訪問販売などの悪質な事件です。住まいの設備の中でもトラブルが起こりやすい水回りを狙った事件であり素人を欺くような悪質な事例が多く通報されています。
例えば上下水道の職員を名乗って、無料の水質検査をしますといきなり自宅を訪問するケースがあります。この場合、検査をした後に、水道水がよくない状況であると危機感を煽って、浄水器の購入をすすめてきます。このような業者は悪質であり、決して浄水器を購入してはいけません。水道局では浄水器の販売などは一切していませんし、依頼がないのに水質検査などの訪問検査を行うこともないのです。水道局を名乗っているので、お年寄りなどの高齢者は騙されやすく高額な浄水器を何個も買わされてしまったという被害者が増えています。少しでもおかしいなと感じたら、身分証明書を提示してもらうように要求してみるとよいでしょう。
このような悪質ケースが増えていますので、検査や点検などを頼んでいない場合には受けないようにしましょう。
夜間の水漏れにもご用心
夜中にトイレの水が止まらなくなった。そんな経験はありませんか?住まいの設備のトラブルの中でも水まわりはいつ起こるかわかりません。特に夜中にこのようにトイレの水が止まらなくなると焦ってしまうのは当然のことでしょう。
夜間に水が止まらなくなった場合、すぐに修理をしなくてはと新聞チラシに入っていた水道工事業者に連絡をしてきてもらったところ、修理代金が非常に高くおかしいと感じた人はいませんか?この業者は指定工事業者でなかった可能性が高く、夜間だからと言って高額な料金を請求してきた典型的なケースになります。緊急出動する、24時間低料金などの広告を入れて、緊急時の焦る人の心理につけこんだ行為とも言えます。夜間の水トラブルでもこの場合は朝までまっていても問題はありません。翌朝、自治体が指定する指定水道工事業者に連絡をしてきてもらうのが一番よいでしょう。新聞のチラシや広告などによくある水道工事会社は指定業者でない可能性が高いので気を付けなければなりません。
課題広告の業者にも注意が必要
最近ではチラシや郵便ポストなどに水道工事の広告が入っているケースが増えています。またタウンページや電話帳の広告などにもおびただしいほどの水道屋さんの広告があります。また大手の水道工事子会社の場合、テレビのコマーシャルなどを行っているところもあるでしょう。このように過度な宣伝や広告を行っている水道工事会社の業者には気を付けて対応した方がよいでしょう。
広告や宣伝費用は莫大なお金がかかります。
水道工事をしたお金で広告代を賄っているとすると、それだけ高く値段を設定していたり、追加工事ばかりさせたりする悪徳なケースが多いのです。大がかりなコマーシャルや広告は人の目につきますし、いざという時にすぐに連絡してしまうかもしれませんが、広告費を稼ぐ回収プロセスを考えるとやはり誇大な広告を行っている水道業者はどうなんでしょうか・・・。住まいの設備の中でも壊れやすい水回りですので安心できる業者で修理を行いたいものです。